疲労による症状

うつ病

うつ病は、気分障害の一種であり、様々な症状を引き起こす精神疾患で、「こころの風邪」と称されるほど、ストレス社会で疲れきっている現代人の誰もがなり得る病気です。以前は、なかなか理解を得ることが出来ず、「怠け病」などと呼ばれることもありました。

うつ病の症状は、軽度なものから重度なものまで、多様に存在します。中には、未だに明らかになっていない症状や新たに出てくる症状もあるそうです。主要な症状としては、気分の落ち込みが激しく、何をしても気分が晴れない空虚さなどを感じる「抑うつ気分」と以前は楽しめたことに対して楽しみを見出せず、感情が麻痺してしまう「興味・喜びの喪失」が挙げられます。

それをさらに細分化すると、「食欲不振や過食などの摂食障害」、「不眠症などの睡眠障害」、「急性胃腸炎や胃潰瘍などの消化器疾患」などの身体的症状や「疲れやすさ、気力の減退」、「イライラする気持ちや焦る気持ちが強くなるなどの精神運動障害」、「自分自身の価値の喪失」、「思考力や集中力の低下」、「パニック障害」、「自殺願望」などの精神的症状があり、心と身体の両方に症状が現れます。先に述べた症状だけでなく、うつ病は、その人の対人関係を悪化させて、さらに病気を悪化させるという悪循環も生み出します。

うつ病は自覚しにくい上に、周りで見ていても発見が難しい病気です。しかし治療すれば、良くなる病気です。

投薬治療などうつ病の治療法は多数存在しますが、一番大切なのは、周りがうつ病を理解することです。もし発症してしまったら、周りに協力してもらいながら、治していきましょう。